初めてのパチンコで、半端じゃないほどドル箱を積んだ経験から、すっかりハマってしまいました。
チンジャラと音を立てるパチンコ台。
華やかな電飾が光り輝く。
リーチがかかれば胸がときめく。
リーチが外れればガッカリする。
次のリーチに期待をかける。
このスリルがたまらないものだったのです。
スタートチャッカーに玉が入れば、画面が回転を始める。
単発でも、確変でも、あたりが来れば胸がはしゃいでしまう。
この味が忘れられなくなり、足繁くパチンコ店に通うようになってしまった私。
誰もが経験してる事でしょうが、毎回勝つことは不可能。
もっと言えば、勝ち続ける方が不可能。
それでも、パチンコ屋にいなければ気分が落ち着かなくなってしまう、完全にパチンコ依存症になってしまっていました。
いつしか借金をこさえても、パチンコ代の前に座ってハンドルを握る日々を送るようになってしまったのです。
気が付けば100万円近い借金が発生していました。
その返却に焦りを感じるように。
借金があってもパチンコ屋に行く足は止まらないほどのパチンコ依存症。
何とか簡単にお金を手に入れなければならなくなったのです。
そして思いついたのが、愛人掲示板を使った愛人探し。
愛人契約をしてもらえば、たくさんのお金がもらえます。
すぐに掲示板投稿をしてみました。
月100万円の予算で、契約が出来ると言われ、胸が躍りました。
前払いするためには、待ち合わせしてセックスをする。
ハメ撮りをすることが条件だと言うので、それを飲みました。
ホテルの中で見知らぬ男性と肉体関係を持つのは初めて。
カメラで撮影しながら、クリちゃんを責められたり、アナルを責められたり。
恥ずかしい姿をたっぷり撮影されてしまったのでした。
でもこれで100万円をもらえて、借金が帳消しになると思いました。
ところが、借金返済が可能な100万円は支払わないとまで言われてしまったのです。
しかも脅迫めいたことまで言われて、このことは黙っているようにと言われてしまったのでした。
二つ年上のパチンコ仲間がいます。
友奈さんは姉貴肌。
彼女に、掲示板で体験した話をしてみたら「そういう場所だと、まともな人と出会えない」と、言われてしまいました。